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Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

ようこそぼくらの人生へ

今日はうちに犬がやって来る日だ
一年前から何度もお願いしてきた
最初はあんまり相手にされなかった
まあよく考えろ、お前飽きっぽいからな
 
父さんも母さんもマジメで困っちゃうよ
犬だってお前と一緒、同じ命なんだぞ
生半可な気持ちなら絶対飼わないわよ
誰かがどうにかしてくれると思うなよ
 
代わる代わる言われてムクれてたら
何もやめろなんて言ってやしないったら
分担のルールだとか預けられる先とか
決めとかなきゃね あたってみるから
 
なんだよ、結局僕より盛り上がって
譲渡会って言うの?張り切っちゃって
うーん、迷うなあ、みんなかわいいね
僕の犬!つったら、みんなの!だって
 
部屋の片付けには正直メゲかけたけど
リードにおもちゃに餌入れおしっこシート
散歩のうんちキャッチャーもかわいいの
玄関前に並んで立つ 母さんの横顔
 
梅雨の晴れ間 夕焼けは怖いような赤
少しずつ暮れていく道の向こうの角から
ヘッドライトが曲がって近づいてきた
母さんはエプロンを掴んだり放したりした
 
どうしてか赤い目のお姉さんが降りてきた
母さんはお姉さんの倍くらいペコペコした
どうも、どうも、お待ちしておりました
ケージを覗くと、ご挨拶なさいと叱られた
 
まだ怖がってるけど目はこっちを見てる
父さんは遅くに帰っておっ、としゃがむ
すぐなつかれて「見どころあるなコイツ」
なんか悔しいな、散歩は僕、僕が行く