Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

続・一生のお願い

死んでも食わねえ飯なんか
死んだら食べらんないわそりゃ
それに食べなきゃ死ぬんだから
いいよ いやなら食べなさんな
 
ダンダンダンと踏み鳴らす階段
部屋のドア ンガチャ バーン
あーあ 明日持久走あんじゃん
買い置きのフタを切ったみりん
 
めんどくさい年頃になったわね
私の時もあんなんだったっけ
いやー、男子ってまた違うって
腕力じゃもう敵わないもんねえ
 
ホントに食べないつもりかしら
お父さんとお兄ちゃん、は…
今日何時に帰るかわかんないか
生姜焼きどうしようかなあ
 
作って欲しくなくてもいいけど
そんなら自分が作ればいいのよ
お母さんだって人間なのよ
そりゃおなかだって空くわよ
 
イヤホンで道ならぬ歌を聴いて
豚肉は袋でタレに漬け冷蔵庫へ
古い冷凍チャーハンをチンして
お風呂のついでに掃除して寝て
 
どんな顔して起きてくるかな
お父さん達は知らないからなあ
卵の目玉がちょっと寄ったら
不機嫌そうな目も横を向いた
 
おはようだけで放っておいたら
食っちまうぞ 食わねえのか
お兄ちゃんがお皿を持ち上げた
私は聴かなかったことにした
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