Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

楽しいの補色

楽しいかそうでないか
わざわざ意識するのは
胸の奥底にある退屈さ
こいつのせいだろうな
 
好んで退屈しやしない
体が言うこときかない
頭が言うこときかない
諦めることも多々あり
 
そりゃ周りの人間だって
屈託なくはいられなくて
望まなくなったあれこれ
腫れ物も立つ瀬がないね
 
楽しむための手段を
あれこれ選べるひとと
同じではいられないよ
ふざけてやしないけど
 
暗い目をして爪を噛み
よくない結果に舌打ち
真剣にやってるっぽい?
そんなの日常茶飯事
 
そんなフリしなくても
基本つまんないものだろ
ストレスは御免こうむるよ
佃煮にするほどあるもの
 
体を壊した後の方が
お大事にって言うもんさ
悩んで笑えなくなったから
笑わせたくなるんだろうな
 
果てもなく欲しがるのは
一度なくしてしまったから
なくしたことがあったから
やさしくなりたかったんだ