Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

泣きどころに防具

あるひとは水分制限の必要があり
あるひとは酒をやめねばならない
紅茶好きの前者は苦手のコーヒー少し
元は酒飲みの後者は割増しでコーヒー
 
あるひとは規則正しく寝起きする
あるひとは不眠と過眠を繰り返す
前者はそれをうまくコントロール
後者も週でならしつつやり過ごす
 
んー、まあ仕方なくって感じだけど
うん、だろうけど私には無理だよ
何かを我慢しないと治らない時でも
その我慢が出来ないひとっているよ
 
同じケースのひとが少ない中
自分は割とちゃんとやってるとか
それなりに制御できてる方だとか
案外自覚できないもんじゃないかな
 
入れ替わって生活するとしても
そっちのルールを私は守れないよ
私の生活でもそっちはもたないかも
適応なのかなんなのか知らないけど
 
獅子は我が子を千尋の谷に
試練はそれに見合うものに
そんなのは強いひとを支える話
そうひがんでいたけど違うみたい
 
弱い部分があるひとが生きる時
強さもないと日々が立ち行かない
その強さは各々違ってわかりにくい
認められることだってとても少ない
 
生きる理由も考えたら不安になるわ
でもまた元気な姿が見たいと思えば
自分も元気でいなきゃ、と思うから
怪訝そうな顔が笑う それはあるな