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Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

めでためでたの

冥土の旅の一里塚っつうんだ
それってお正月の話じゃなかった?
数えで…いいんだよ同じことなんだから
ほっといても来る年明けとは違うわ
 
どっちみち浮かれるよな歳じゃないよ
そうかもしれないけど
お互いたかだか百年そこそこのことよ
居合わせるのもありがたいじゃないの
 
お前だってなんだよ、縁起でもねえな
ごめん、そういう意味じゃないわ
じゃなんだ
んー、だから、なんていうのかな…
 
自分でめでたくないのは私も一緒
いつごろからか忘れちゃったけど
親にお礼を言う日だって思ってるの
お育て賜りありがとうござんすっての
 
わかるよ、わかんないでもないけど
俺はやだよなんかそういうの
親にへえへえしないで暮らす城を
築くための人生みたいなもんだもの
 
でも命って自分のものでもないと思う
え、なに、熱ある?
もう、いいわよ、ご飯の支度する
ぶんむくれでドンと出す手羽先と醤油
 
ちょっとの間どういう意味か考えて
まあいっか、とテレビをザッピングして
唐突に朗々と あなたの燃える手でぇ
懐かしいなこれ ただ命の限り、ねえ
 
のど自慢再放送、申し訳の鐘二つ
お盆が近づいてきて言葉を右手で制す
何度でも言うわ お・め・で・と・う!
そいつぁご丁寧にどうも…いただきます