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Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

堪忍袋を担ぐ

とうちゃんはかってだよ
そんなにいいカッコしたいの?
かあちゃんがまたなくだろ
そんなんだったらもういいよ
 
真っ赤になって見上げ地団駄
こっちだって酔っているから
トボけたフリで半笑いしたら
ドアをバーンと閉めていった
 
ガキの癖に生意気言いやがる
嘘でも親は立てるもんだろう
ったく何教えてやがんだ学校
脇腹をかきつつ冷蔵庫を漁る
 
乾いてヒビが入ったチーズを
おもしろくもなくかじると
壁のカレンダーに合うピント
ああ、いけね…忘れてたよ
 
あいつが怒ってたのは
多分それじゃないだろうな
でも一事が万事こうなんだ
やっぱり俺が勝手なのか
 
抜き足差し足こども部屋
音を立てずそうっと開けた
だんだん目が慣れてきたら
床に捨ててあるでかい靴下
 
参ったな 気付いたのかね
大きくなってたんだなお前
眉間に苦しげな皺を寄せて
疲れる夢を見ていそうで
 
どんな願いでも叶えると
生まれた時は思ったんだよ
俺がサンタに頼みたいよ
どうかもっとマシな父親