Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

チートとダウト

言いたいことを先にこしらえるから
うっかり変なことをしちゃうんだわ
事のついでに引き合いに出されたら
そういう意味じゃないって悔しいわ
 
でもきっと自分も同じことしてるはず
それも気付かずにそうしちゃってる
後で考えたら思い当たるフシがある
だから責められないなって思ってる
 
ひとがどことなく間違ってると
ひとがそれとなく誤魔化してると
威張って指をさして怒り出すひとの
想像の源ってなんなのかってことよ
 
まあまあま、落ち着いて食べなよ
ここの蕎麦うまいんだ勿体無いよ
まあね、言ってることはわかるよ
わかるけどなんだか君もイラつくよ
 
え、そうなの?どうして?
なんていうかな、一見公平みたいで
結局自分だけ高みの見物みたいで
ふうん、そんな風に聴こえるのね
 
ひとのこと言えないしって僕も思うよ
感情に任せてるとロクなことがないよ
でもついうっかり言っちゃう時もあるよ
正確にはうっかりじゃない時もあるよ
 
後で痛い目見るって片隅で知ってる
そんなの知るかってぶちまけちゃう
すぐ謝ったりしてさ、わかってる
でもアカンベしてて胸がすくんだ僕
 
もう、落ち着いて食べなさいよ
男は結局やんちゃで片付くんだもの
一生第三者でいられるわけないでしょ
言いたい本音を言ってるならいいのよ