Okay, bad joke.

詩のドラフト倉庫

零点合わせ

私の基準だとそうだねえ 先日父の運転で出かけて 途中からは各々別行動で 私は映画、父が自炊班ね ひとりで出かけただの 映画に行ってないだと嘘 家庭円満で仲良く料理も 一緒に映画観たんだも嘘 本筋に関係ないところを 言わない省略はありかも 誰の運転で…

時差式の昨日

文字盤を見慣れない デジタルの活動量計 眠い目にぼんやり青い “ 10:00 "に飛び起き 嘘っ、寝過ごした? メール送ったっけな? 朝ごはんどうしたかな うわあ、しまったあ …ふと見やる窓の外は とっぷり暮れて静かだ 蛍光灯もついているな お堅いニュースの音…

でものはれもの

あいつはああいうやつだから 関わり合いはほどほどにな 当たり障りなく受け流してさ あとは放っときゃいいんだ いろいろ事情があるんだろ 地雷が多くていやんなるよ 変に触ってへそ曲げられても こっちにゃ何の得もないもの 楽しく笑って盛り上げりゃ ごきげ…

よしよしわたし

久しぶりに馬鹿の風邪で お風呂ストレッチは休んで お風呂掃除はささっとして おでん食べてぐっすり寝て 今のところ咳は出ないし 鼻炎は風邪薬で軽くなったし 喉はちと痛い 食欲はあり はちみつにカモミールティー なんだか贅沢な話だけど 持病以外の不調や…

虚しき口より

騙しやがって許さねえ 損した責任取りやがれ 嘘つき!嘘つき!って そっちじゃないんだよね 嘘なんてついたこともない 汚れを知らない聖人君子 元々そんな人間じゃないし むしろ慣れ親しんだ話 嘘が生活の一部だった頃 心晴れる日はなかったよ 優先事項と信…

人型の錠剤

邪魔なんてしませんよ お望みならば消えますよ 刺された釘は刺すかもよ 基本人畜無害 無力なの 意図的な嫌味なら 対等なひとってことだから まだマシかもしれないな 文士曰く無意識の殴打 ひとの幸せに尽くすって むずかしいもんだねえ 神に選ばれしひとにだ…

五十歩一歩

29から30、49から50 大台に乗るたんびに超凹む 愚痴ってたけど最近どう? やっぱりまだ落ち込んでる? いや…まあそんなでもない 俺今50でって自分から言うし 言い続けりゃ馴染んでくるし こんなもんじゃね?って感じ 想像してたサイアクよりは 現実の方がい…

幽霊レプリカ

よく出来たアンドロイドが ギロリとこちらをねめつけた いかにも言いそうな台詞が 絶妙の間合いで再生された そりゃあね 俺は確かに 化けて出てくれて構わない 望むところだと祈りもし つまりは願ったり叶ったり なのになんだろうなこの おののきと妙な胸騒…

理屈+感情=ひと

ひとに何かを教わる時は 感覚よりも理論がいいな 上や下でなく対等な立場 それなら感情が響くかな 今までと辻褄が合わない だからここでは言えない 恰好を気にかけるうちに 並んで歩くひとがいない 今はそうじゃないことに なってるからさ お願い イメージ戦…

椅子の脚

たぷたぷの羊水にたゆたう 最悪の事態 最高の結末 描き飛ばさず見ていよう 全員揃って幸せになれる? そりゃあむずかしいよ 受かるひとも落ちるひとも いるのが現実ってもんだろ 座席が全員にあるとでも? もったいつけてなぶったら もういいですって泣かれ…

ずぶぬれのあかり

お天気屋さんはアレだけどさ なにせ気難しいひとだから 虫の居所がよろしくねえなら 遠慮しとこうかと思ったんだ そんなの、天気予報でも ときたまハズレがあるんだよ ひとのご機嫌がどうだろうと 行く前からわかりっこないよ ったくお前は理屈屋だなあ ひと…

赤と青のコード

川面に映った犬が肉をくわえ 吠えたら肉だけ落っこちて 波紋の広がるばかりなりって 欲かくからだよ 馬鹿だねえ いずれ欲しがるようなやつは どっちか放して片方取るか どっちも選ばない根比べか 全部なくすかになるものさ みんなで熱中する冒険計画 ひとり…

10001回目のリプレイ

連れ添いを亡くして もう二十年になりますかね どんなひとだったって… 真面目なだけのひとでねえ 実は他に許嫁がいてねとか 長く待ってくれたけどとか 叶わなかった話もある中 皆がつい溜飲を下げるのが それが今の夫です 妻です 晴れ晴れとした結びの文句 …

本能の母艦

それとこれとは別だから 切り離したら楽になれんだ 身も蓋もなくったってさ センチメンタルよかましだ 失恋がつらいって言うけど 心に穴が空くって言うけど 恋だけあって体がないのも 気味が悪いよ そうだろ? 触って怒られない体があり 自分だけのものと思…

カタルシス依存症

現在の状況をお伝え下さい って要望が世の中結構多い 早く早く強烈なのが欲しい 他人の興味が薄れぬうちに 遠くにいて何も出来なくて イライラするのもあるよね つらさも正直に吐き出して 僕が聴いてあげるからね その時起きている裏も表も 現場にいれば見え…

隙の居所

コンプライアンスがどうの ややっこしい世の中ですけど 芸術はいいんですよ変態でも 幻視の写実かも 抽象かも 「私は死にました」と書く 嘘とは言われないでしょう そういう表現なんでしょう ひとが真に受けるかの話です ゼロをイチにするのは嘘だが 元はほ…

洗い物vs書き物

生活だってあるんだから 書いてる場合じゃないんだ 今は踏ん張りどころだから 洗い物どころじゃないんだ その時々にどっちもある どっちかが下らなく思える こんなことやってどうする 他のひとでもできるだろう 尋ねる自分ごとに違って そりゃこっち優先です…

あの未来は今

こんな幸せを見せつけられて 何も実現してないおとなの俺 子どもっぽさだけ責められて なんかつらかったな 観てて 私はちょっと違うんだけど つらさもわかった気がするの 忘れようとしてたなくしもの 聴き分けなく困らせたあの頃 おとうさんおはなやさんね …

毎度お馴染み40年

いやあ参った 驚いたね こんなことがあるとはねえ 俺結構がんばって来たよね なんか悪いことしたんだっけ おもしろけりゃ基本なんでも いいんだよ いいんだけど 俺はしょうがない何書かれても でも親父は勘弁してくれよ 俺が知られてるばっかりに あの世に行…

楽しいの補色

楽しいかそうでないか わざわざ意識するのは 胸の奥底にある退屈さ こいつのせいだろうな 好んで退屈しやしない 体が言うこときかない 頭が言うこときかない 諦めることも多々あり そりゃ周りの人間だって 屈託なくはいられなくて 望まなくなったあれこれ 腫…

ひらめきと学歴

私と私の母は大学出で 大黒柱の父は医療短大出 受験の頃なんかはそれで 険悪になったこともあって やっぱり大学出は違う 出たか出ないかを問わず 言われるとヤな感じだろう そんなこと言われても困る 持つもの持たざるもの 時期によるからねそんなの 努力の…

ご機嫌フリートーク

そのひとそれぞれの現状を 細かく知っているかどうかと 物理的距離とは関係ないのかも 話さないひとは話さないもの 情報が日常的に入ってくる方に 親近感を持ちやすいものらしい 何を見てどう感じ何に悩み迷い その積み重ねが自分なりの理解 ぶっちゃけるひ…

病めるワレモノ

冴えない眼鏡のおじさんは 世を忍ぶ仮の姿なのだ 誰もが目を輝かせ空に叫ぶのさ 鳥だ、飛行機だ、スーパーマンだ 一方その頃世界の片隅では 裏も表もくすんだデクノボーが 錠剤を2の4の6つ飲んで眠るのだ 留守番なら犬の方がうんとましさ まともに生きてもい…

音漏れを聴く風

つらいのは君だけじゃない 世間のお説教には鬱屈ばかり あなたに言われる筋合いないし 私のこと何も知らない癖に 雨になると聴いていたが 台風の風だけが残っていた 家で聴くと不安なその音は 体で浴びると心地よいのだ 津々浦々ベッカンコ 遠い地方都市のコ…

I’m good, thank you.

かっこよく負けて散るのと 泥臭い手で勝ち抜けるのと さあどっちが楽なんだろ? そりゃ綺麗に決めたいけど 負けたら負けたで凹むよね あいつのせいと言い合って くさして天を仰いでやけ酒 日々の生活に散りゆく誰彼 どちらともなくブーイング 観たがるのはア…

堅物と迷い犬

落ちていた財布は交番へ きっと困るだろうからね 基本の設定資料は真面目 悪く言うならカッコつけ 確かにおもしろくはない 責められるいわれもない 魚のすみかねるとも言い 疎まし清き川恋しき濁り ある夜 疲れて帰ったら 家の前に何かいたんだ 茶色くてくっ…

クロスワードかるた

綴紐がほどけてしまった本を 丹念に拾い集め順に並べると 落丁乱丁虫食い越しの筆あと 七並べなら「誰が止めてるの」 未来の希望の話かもしれない 上を下へのどんでん返し 何か読み忘れてやしない? 目がかすむ契約書の但し書き 基本の基本の基本の設定が 何…

おあまりの餌

笑えなくて涙が出る時だって まあなんとかなるんだよね 僕にはいい頓服があるからね 飲むととかくだるくて眠くて シートから外した瓶の中の薬 毎回ざあっと手のひらに出し ちょっと安心して大方瓶に戻し その中の一粒だけつまみ出し こんなちっちゃくて丸い…

信じない様

大仰な話はなんか胡散臭い そりゃ信じるのは勝手だし わざわざとめだてはしない それぞれ崇める神はいていい 信じない自由もあるはず もっとこう手で触れられる 具体的な何かが欲しくなる それはそれで人の情だろう うーん、例えばそうねえ 愛そのものには触…

空蝉を裏返す

なんででぇ言われるけえど 自分でもようわからんのよ 幽体離脱?じゃねえけど 蝉が羽化する途中の感じよ わからん?そうよなあ じゃけわからん言ようるが 自分の後頭部見とるような 平生からそんなんかなあ 昔からそんなかったかは えろう憶えとらんなあ 歴…